SNMPcの運用上、一番ポイントとなるファイルは以下の2つです。
-logfile.dat/idx・・・イベントログ
-history.dat/idx・・・トレンドレポート
ファイル容量制限はそれぞれ4GB(SNMPc v.7.1.0以下は2GB)です
以下、データベースファイル別にご説明します。
[agent.dat/idx]
- 用途:ポーリングエージェント設定(どのSNMPcサーバ、またはリモートポーラが監視対象に対してポーリングを実施するかという設定)のデータベース
- 作成:SNMPcインストール時に初期作成(これ以降の作成タイミングは全て同一である為、割愛。)
- 更新:ポーリングエージェント設定変更時
[confdb.dat/idx]
- 用途:ドメインサーバインポート設定用データベース
- 更新:ドメインサーバ追加/削除/インポート設定変更時
[discover.dat/idx]
- 用途:ディスカバリエージェント(監視対象自動登録機能)用データベース
- 更新:ディスカバリエージェント起動で増加/再起動でリセット
[event.dat/idx]
- 用途:イベントフィルタ設定用データベース
- 更新:イベントフィルタの追加/削除/プロパティ変更時
[history.dat/idx]
- 用途:取得済みトレンドレポートデータ用データベース
- 更新:トレンドレポートデータの取得/削除/レポートプロパティ変更時
[logfile.dat/idx]
- 用途:イベントログ用データベース
- 更新:イベントログの出力/削除時
[mapdb.dat/idx]
- 用途:マップオブジェクト登録環境データベース
- 更新:マップオブジェクトの追加/削除/設定変更時
[menudb.dat/idx]
- 用途:カスタムメニュー設定用データベース
- 更新:カスタムメニューの追加/削除/設定変更時
[mibcust.dat/idx]
- 用途:カスタムMIBテーブル設定用データベース
- 更新:カスタムMIBテーブルの追加/削除/設定変更時
[mibdb.dat/idx]
- 用途:MIBファイルコンパイル環境用データベース
- 更新:MIBファイルのコンパイル/コンパイル状態解除時
[ntuserdb.dat/idx]
- 用途:ユーザアカウント設定用データベース
- 更新:ユーザアカウント追加/削除/設定変更時
[stringdb.dat/idx]
- 用途:マップオブジェクトプロパティ「説明」欄用データベース
- 更新:「説明」への追記/内容削除時
各データの保存容量が最大値を超過してしまった場合、ファイル自体の破損が原因でデータ内容を確認することができなくなります。破損を回避する設定手順とファイルの一覧はこのガイドにて説明しております。